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【 未確認生物図鑑 】どこまで読んだかわからない…!挟んだはずのしおりを引き抜いたのは誰だ⁉︎

今から遡ること10年以上前…。2002年に大分県で発見された未確認生物をご紹介しよう。

図書館の司書として日々、本と向き合うJ氏。その日もいつものように閉館作業をしていたという。本を読みながら、あるいは熱心に勉強しているためなのか、疲れて眠ってしまう来館者もいる。そんな至って普通な日常の光景の中で発見したのが、しおりを引き抜く白い虫『 マーカーシーフ 』であった。

< 本のしおりを勝手に引き抜く虫がいた! >

J氏は机に伏せてグッスリとよく眠ってしまっている男性を見かけ、もうすぐ閉館時間であることからため息をついた。

どうやって起こそうか…。声をかけるタイミングを見計らいながら、ふと彼の横にある読みかけの本が目についた。本におかしなところがあったわけではない。でも、目が離せない…

そこには本の栞(しおり)を引き抜こうと奮闘する、白い虫のような生き物がいたからだ!

白い虫には、短い足のようなものが3対あった。さらに目のようなものが4対あったが、そのうち1対だけが目のようで、ヤツメウナギのように他は偽物のように見えたという。

目の先からは口のようなものが出ており、その口を使って器用に栞を引き抜いていた。

J氏は司書という仕事柄もあって、世界に『 未確認生物図鑑 』が存在することを知っていた。まさか自分が未確認生物に遭遇するとは…、しかしその図鑑さえ手に入れば白い虫の正体が分かるかもしれない。J氏は密かに当時シュメール文明の調査をしていたUALのベテラン研究員と連絡を取り、図鑑を入手してこの白い虫を調べた。しかし、もちろんどのページにも掲載がなかった。

こうして白い虫はマーカーシーフと命名され、新種の未確認生物として図鑑に掲載されたのである。

マーカーシーフって、どんなUMA?

名称: マーカーシーフ
特徴: ちからづよい
大きさ: 4.5cm
生息地: 日本

< 未確認生物図鑑を公開しています! >

『 UAL 』は、未確認生物・冒険・研究所(UMA Adventure Laboratory)の略称です。

UALでは、日常で起こる不思議な出来事や奇怪な現象…、 その全てには理由があると考えています。UALは目撃例が少なく、また生物学的に存在が確認されていない未知の生物(UMA)を探索し、その生態を調査・研究することで人類の幸福に寄与する秘密機関です。

未確認生物保護活動の一環として、未確認生物を確認し、図鑑化する「未確認生物図鑑作成プロジェクト」を行っています。市民の安全を守り、よりタイムリーに伝えるため、情報の一部をInstagramにて発信しています。その登録数は現時点でも数十種類にのぼり、今後も増加していく見込みです。